火災(かさい)のとき 　火事(かじ)のときは、大(おお)きな声(こえ)で近所(きんじょ)の人(ひと)に知(し)らせ、消防署(しょうぼうしょ)に電話(でんわ)して、消防車(しょうぼうしゃ)を呼(よ)びます。 　電話番号(でんわばんごう)は１１９ 「火事(かじ)です（Kaji desu）」と伝(つた)え、どこで火事(かじ)があったのか知(し)らせます。（住所(じゅうしょ)や近(ちか)くの目印(めじるし)になるものなど） 急病(きゅうびょう)やけがのとき 　急病(きゅうびょう)や、けがのときは、消防署(しょうぼうしょ)に電話(でんわ)して、救急車(きゅうきゅうしゃ)を呼(よ)びます。 　電話番号(でんわばんごう)は１１９ 軽(かる)いケガや病気(びょうき)で、自力(じりき)で病院(びょういん)に行(い)けるときは、タクシーや自家用車(じかようしゃ)を利用(りよう)してください。 「救急(きゅうきゅう)です（Kyukyu desu）」と伝(つた)え、どこで(住所(じゅうしょ)または近(ちか)くの目印(めじるし)になるものなど)、どうしたのか（病気(びょうき)やけがの状況(じょうきょう)など）を知(し)らせます。 盗難(とうなん)や事故(じこ)にあったとき 　盗難(とうなん)など犯罪(はんざい)や交通事故(こうつうじこ)にあったときは、警察(けいさつ)を呼(よ)びます。 　電話番号(でんわばんごう)は１１０ 「泥棒(どろぼう)に入(はい)られました（dorobo ni hairaremashita）」「交通事故(こうつうじこ)が起(お)きました（kotsu jiko ga okimashita）」と伝(つた)え、いつ、どこで、なにがあったのかを知(し)らせます。 ※ 「１１９」「１１０」は無料(むりょう)です。公衆電話(こうしゅうでんわ)では、１０円玉(えんだま)もテレホンカードも必要(ひつよう)ありません。 地震(じしん)のとき 　地震(じしん)が発生(はっせい)したとき、被害(ひがい)を最小限(さいしょうげん)におさえるには、慌(あわ)てずに適切(てきせつ)な行動(こうどう)をすることが極(きわ)めて重要(じゅうよう)です。そのために、日頃(ひごろ)から地震(じしん)の際(さい)の正(ただ)しい心構(こころがま)えを身(み)につけておくことが重要(じゅうよう)です。 ○あなたを守(まも)る行動(こうどう) １． まず落(お)ち着(つ)いて身(み)の安全(あんぜん)を図(はか)る。 ・ 揺(ゆ)れを感(かん)じたら、まず丈夫(じょうぶ)な机(つくえ)やテーブルの下(した)に身(み)を隠(かく)す。 ・ 座布団(ざぶとん)などがあれば、頭部(とうぶ)を保護(ほご)する。 ・ 揺(ゆ)れを感(かん)じ、余裕(よゆう)があれば、玄関(げんかん)などの扉(とびら)を開(あ)けて非常(ひじょう)脱出口(だしゅつぐち)を確保(かくほ)する。 ・ 慌(あわ)てて外(そと)へ飛(と)び出(だ)さない。 ２． 慌(あわ)てず冷静(れいせい)に火災(かさい)を防(ふせ)ぐ。 ・ 使用中(しようちゅう)のガス器具(きぐ)、ストーブなどは揺(ゆ)れがおさまってから火(ひ)を消(け)す。 ・ ガス器具(きぐ)は元栓(もとせん)を閉(し)め、電気器具(でんききぐ)は電源(でんげん)プラグを抜(ぬ)く。 ・ 地震後(じしんご)に避難(ひなん)する場合(ばあい)は、ブレーカーを切(き)ってから避難(ひなん)する。 ・ 火(ひ)が出(で)たらまず消火(しょうか)する。 ３． 狭(せま)い路地(ろじ)、塀(へい)ぎわ、崖(がけ)や川(かわ)べりに近(ちか)づかない。 ４． 避難(ひなん)のテクニック ・ 避難(ひなん)は徒歩(とほ)で、持(も)ち物(もの)は最小限(さいしょうげん)にする。 ・ 山崩(やまくず)れ、がけ崩(くず)れに注意(ちゅうい)をする。 ５． 正(ただ)しい情報(じょうほう)を入手(にゅうしゅ)する。 ・ テレビ、ラジオの報道(ほうどう)に注意(ちゅうい)をしてデマにまどわされないようにする。 ・ 市役所(しやくしょ)、消防署(しょうぼうしょ)、警察署(けいさつしょ)などからの情報(じょうほう)には、たえず注意(ちゅうい)する。 ・ 不要(ふよう)、不急(ふきゅう)な電話(でんわ)はかけない。特(とく)に消防署等(しょうぼうしょとう)に対(たい)する災害(さいがい)状況(じょうきょう)の問(と)い合(あ)わせ等(とう)は消防(しょうぼう)活動等(かつどうとう)に支障(ししょう)をきたすのでやめる。 ６． 軽(かる)いけがなどの処置(しょち)は、みんながお互(たが)いに協力(きょうりょく)しあって応急(おうきゅう)救護(きゅうご)する。 ７． 建物(たてもの)の倒壊(とうかい)や落下物(らっかぶつ)の下敷(したじ)きになった人(ひと)がいたら、みんなが協力(きょうりょく)しあって救出(きゅうしゅつ)活動(かつどう)をする。 ８． 自動車(じどうしゃ)の運転(うんてん)をしているとき。 ・ 道路(どうろ)の左側(ひだりがわ)か空(あ)き地(ち)に停車(ていしゃ)し、エンジンを止(と)める。 ・ カーラジオで災害(さいがい)情報(じょうほう)を聞(き)く。 ・ 警察官(けいさつかん)が交通規制(こうつうきせい)を行(おこな)っているときは、その指示(しじ)に従(したが)う。 ・ 避難(ひなん)するときは、キーをつけたままにして、徒歩(とほ)で避難(ひなん)する。 ○日頃(ひごろ)からの対策(たいさく) １． 家族(かぞく)が慌(あわ)てずに行動(こうどう)できるように、日頃(ひごろ)から次(つぎ)のようなことを話(はな)し合(あ)い、それぞれの分担(ぶんたん)を決(き)めておく。 ・ 家(いえ)の中(なか)でどこが安全(あんぜん)か ・ 救急(きゅうきゅう)医薬品(いやくひん)や消火器(しょうかき)などの点検(てんけん) ・ 幼児(ようじ)や老人(ろうじん)の避難(ひなん)は誰(だれ)が責任(せきにん)を持(も)つのか ・ 避難場所(ひなんばしょ)はどこにあるのか ・ 避難(ひなん)するとき、誰(だれ)が何(なに)を持(も)ち出(だ)すのか、非常(ひじょう)持出袋(もちだしぶくろ)はどこに置(お)くか ・ 昼(ひる)と夜(よる)の場合(ばあい)の家族(かぞく)みんなの分担(ぶんたん)をはっきり決(き)めておく。 ２． 家具等(かぐとう)の転倒(てんとう)、落下防止(らっかぼうし) ・ 家具等(かぐとう)は止(と)め金(がね)などで固定(こてい)しておく。 ３． 消火器(しょうかき)などの備(そな)え ・ 懐中電灯(かいちゅうでんとう)・消火器(しょうかき)を備(そな)える ・ 風呂(ふろ)には水(みず)をはっておく ・ バケツを用意(ようい)する ・ 床(ゆか)に飛散(ひさん)したガラスなどを防(ふせ)ぐため、厚手(あつで)のスリッパや運動靴(うんどうぐつ)などを用意(ようい)する。 ４． 非常持出品(ひじょうもちだしひん)の準備(じゅんび) ・ 避難場所(ひなんばしょ)での生活(せいかつ)に最低限(さいていげん)必要(ひつよう)な物品(ぶっぴん)と、負傷(ふしょう)したときに応急(おうきゅう)手当(てあて)ができるよう準備(じゅんび)をしておく。 ５． 家族(かぞく)の安否(あんぴ)の確認方法(かくにんほうほう) ・ 地震時(じしんじ)に落(お)ち合(あ)う場所(ばしょ)をあらかじめ定(さだ)めておく。 ・ 地震時(じしんじ)に安否情報(あんぴじょうほう)を取(と)り次(つ)ぎしてもらえる親戚(しんせき)、知人(ちじん)（遠方(えんぽう)に住(す)んでいる人(ひと)）を決(き)めておく。 ・ ＮＴＴ「災害用(さいがいよう)伝言(でんごん)ダイヤル１７１」の活用(かつよう)を家族(かぞく)で決(き)めておく。 台風(たいふう)・洪水(こうずい)のとき 　日本(にほん)では夏(なつ)から秋(あき)にかけて台風(たいふう)が多(おお)く、強風(きょうふう)や豪雨(ごうう)で、地滑(じすべ)りや洪水(こうずい)などの被害(ひがい)が発生(はっせい)することがあります。強風(きょうふう)や洪水(こうずい)に備(そな)えて、次(つぎ)のことに心掛(こころが)けましょう。 １． 家(いえ)の各所(かくしょ)を点検(てんけん)し、被害(ひがい)をできるだけ小(ちい)さくするために修理(しゅうり)や補強(ほきょう)をしておく。 ２． 停電(ていでん)することがあるので、懐中電灯(かいちゅうでんとう)や携帯(けいたい)ラジオなどを家族(かぞく)全員(ぜんいん)が定(さだ)めたところに置(お)いておく。 ３． 非常(ひじょう)持(も)ち出(だ)し品(ひん)を揃(そろ)え、出(だ)しやすい場所(ばしょ)に置(お)いておく。 ４． 最寄(もよ)りの避難場所(ひなんばしょ)、避難経路(ひなんけいろ)を確認(かくにん)する。 ○災害発生時(さいがいはっせいじ)の避難場所(ひなんばしょ) 前橋(まえばし)の地図(ちず)＞前橋市(まえばしし)緊急(きんきゅう)避難場所(ひなんばしょ)（別(べつ)ウィンドウ）